コミュニケーション能力を上げるために必要な7つのステップ【解説】

コミュ障, ブログ

高校1年の頃、コミュ障になった僕がコミュ障を脱却するために必要だった7つのステップについて解説します。

実際にコミュ障を治すためにやったことをお伝えするので、コミュ力を上げるヒントになると思います。

コミュ力を上げるために必要な7つのステップ

コミュ力を上げるためにやった方がいいことは7つあります。

①見た目を磨く
②モデリングする
③相手が面白がる話題をストックしておく
④共通の話題を作り心を開いてもらう
⑤人の基本心理を理解する
⑥やっていいこと悪い事をリスト化する
⑦語彙力を伸ばす

1つずつ詳しく見ていきましょう。

①見た目を磨く

高校1年の頃、コミュ障になった僕でしたが、見た目だけは磨くことを怠りませんでした。

コミュ障になった時の出来事はこちらから
https://rakupera.com/rakuperastory/

なぜかというと、中学の頃に不良グループに属していた僕は、見た目が良くないとナメられるということを知っていて、ナメられると威圧的な態度を取られたりして、自分の話しをあまり聞いてもらえなかったり、興味ない素振りをされるので、相手と仲良くなりづらいからです。

逆に見た目を磨いておくと、相手が友好的に接してきてくれることが多く、ノリを合わせたりするだけで簡単に仲良くなれるケースが多いです。

なので、見た目は会話や人間関係において重要な役割があると思っていました。

見た目を磨いて良かった出来事

高校1年の頃コミュ障だった僕ですが、見た目を磨いておいてよかったことがありました。

それは、朝登校した時に、階段でクラスのイケイケメンバーとすれ違った時のことです。

「髪今日かっこいいね!」

ふと声をかけられました。

「あ、ありがとう」とコミュ障を発揮しながら返事した僕ですが、これが後にラッキーな事に繋がります。

ある放課後の出来事

声をかけられた日からそう遠くない放課後の出来事でした。

帰ろうと駐輪場に向かっている途中で、例のイケイケメンバーの人に声をかけられました。

「おつかれ!もう帰るん?」

そこからぎこちないながらも会話がスタートしました。

お互いの中学の話しや恋愛話、服のブランドの話しなど、共通の話題があったので緊張して汗をかきながらも会話が弾みました。

そんな会話の中で、「髪セットうまいから話してみたかったんだよね」と言われたのを覚えています。

それ以来、学校で話してくれるようになり、困った時は助けてくれたり、大勢の会話に誘ってもらえるようになって、少しずつ友達の輪が広がっていきました。

この出来事は僕にとってすごく幸運でしたが、見た目を磨いていたからこそ起きた出来事だと思います。

この後も色々な人と関わっていくことになりますが、見た目をしっかりしていたおかげで、ナメられずに友好的な関係を築けることが多かったです。

結果見た目は大正義

結果的に見た目を磨いてきたことは、コミュニケーションの可能性を広げるだけでなく、就職や恋愛、仕事、様々な所で役に立ってくれました。

さらに見た目を磨くと自分に自信が持てるので、普段よりも堂々と話せるようになりますし、脳科学的に相手が話しを聞いてくれやすくなるため、良いこと尽くしです。

見た目は磨いてないと自分の足枷になりますが、磨いておくと頼もしい味方になってくれるので、コミュ力を上げる上げないに関わらず磨いておくことを強くおすすめしたいです。

②モデリングする

僕がコミュ障になってから、回復のきっかけになったのは「モデリング」でした。

【モデリング】
心理学の用語で、相手の動作や行動をマネすること。

話し上手な先輩の話し方をマネしてみた結果・・・

コミュ障に絶賛悩んでいたある日、コミュ障になる前から仲の良かった先輩と、その友達複数人でコールオブデューティーという銃撃戦のゲームをオンラインでやることになりました。(先輩とはぎこちないながらも話す事が出来ました)

マイクで話しながらプレイしていたのですが、先輩の友達に話しが上手な人がいました。

マイク越しでずっと話しを聞いていると、その人の話し方が頭に残って、家族と会話する時や学校で話す時に無意識にその人の話し方をしていました。

その人の使っていた言葉や笑い方などをマネして話すと、いつも通り自分ぽく話すよりもウケがよかったのです。

それに味を占め、話す時は先輩の話し方をマネして話すようにしました。そうすると先輩が一緒に話してくれているような気がして、コミュニケーションの苦しさが少し和らいだからです。

このことがきっかけになって僕はどんどん人のマネをして話すようになります。

hydeさんのモノマネで笑いが取れた出来事

ある日、僕が普通に話せる同じ高校に進学していた小学からの友達と、食堂にジュースを買いに行きました。

喉が渇いたので食堂で飲んでいたのですが、その時に僕がラルクアンシエルのhydeさんがTVでビールを飲んでいる時のマネをしました。

「ごくごく・・・あ”ぃぃ~」

文字にするとあっさりしていますが、友達に物凄くウケました。

そこで僕は確信したのです。人のマネをするとコミュニケーションがうまくいくということに。

それからの僕は、YouTubeやリアルの場で話しが上手な人の話し方をよく聞き、マネするようになりました。

結果的に、マネをすることで抑揚や言葉の使い方が身に付き、どんどんトークスキルが上がっていきました。

なぜモデリングでコミュ力が上がるのか?

なぜモデリングがコミュ力UPに有効なのかというと、僕の経験談からでも分かりますが、聞くだけで体が勝手に話し上手な人の話し方を覚えてくれます。

楽で効果的。これほどいいものはありません。

赤ちゃんの頃も話し方を聞いて覚えた

人が言語を覚える時は聞いて覚えます。なので、方言が強い人と話していると、方言が移ることはよくあります。

それと同じように、上手な話し方も聞いてるだけで移るのです。

赤ちゃんも親の話し方を聞いて言葉や話し方を覚えます。その能力は今でも僕たちに残っています。

なのでモデリングは、生物学的に効率のいいコミュ力UPの方法と言えます。

当時僕はこのような仕組みを知らず、偶然活用することになりましたが、効果抜群で、マネをするようになってから少しずつ話せるようになっていきました。

コミュ障になったら赤ちゃんと同じ状態という事実

赤ちゃん=話せない
コミュ障=ほぼ話せない
赤ちゃん=コミュ障

ちょっと厳しい表現ですが、この図式から、コミュ障になってしまったら、ほぼ赤ちゃんと同義ということが言えると思います。

僕も全然話せなかったので、当時の自分を振り返るとコミュ力は3歳児くらいだったなと思います。堂々と話せる分、幼稚園児の方がコミュ力があったかもしれません。

なのでコミュ障になってしまったら、赤ちゃんになってしまったと思って、1から話し上手な人をモデリングして愚直にマネすることが、コミュ障脱出の近道だと思っています。

僕がもしもう1度コミュ障になったらそうします。1週間くらい話し上手な人の会話を聞きまくると思います。

逆を言えば、たくさん聞いて、マネしながら会話を実践していけばコミュ障は治っていくということでもあります。

結果、モデリングは最強のコミュ力UP方法

以上のことから、モデリングは最強かつ楽チンにコミュ力を上げる、人間に元々備わっている魔法だということが分かります。

これを使わない手はありません。騙されたと思って、ぜひ1度やってみてほしいです。

ちなみに、コミュ障が治ってからも癖でいまだにモデリングをしています。やればやるだけトーク力が上がるので、セールスや笑いを取る力も伸びるので、話し上手な人がいたら積極的にマネをするのは、すごくおすすめです。

③相手が面白がる話題をストックしておく

コミュ力を上げるためには、相手が面白がる話題をストックしておくことも大切です。

コミュ障当時の僕は、話せこそしませんでしたが、相手が面白がる話題は持っていました。

この話題があったからこそ、そこを起点にして人間関係を築いていくことができました。

相手が面白がる話題

「①見た目を磨く編」で登場したイケイケメンバーの1人との会話では、服や恋愛の話題で盛り上がりました。

もし僕が、服に全く興味が無く、同級生が買っている服よりも質の高い109系の服を買っていなかったら、その人との会話は盛り上がらず、仲も良くならなかったでしょう。

そして、もし僕に彼女がいた経験が無く、復縁を頑張っていなかったら熱い恋愛トークはできなかったでしょう。

服の話題はその人が興味を持っている話題で、恋愛は人類共通でみんな好きな話題です。

それぞれの話題で、自分ならではのエピソードだったり、専門性があることで相手は聞いていて面白いと感じてくれます。

そうすると相手との会話は自然と盛り上がります。

コミュ力があっても良い話題がないと盛り上がらない

結局なのですが、話しが上手かったとしても、相手が興味を持つような面白い話題がないと会話は盛り上がりません。

なので、コミュ障であろうとそうじゃなかったとしても、相手が興味を持つような面白い話題を常に作っていく必要があります。逆に話題が面白ければ、高いコミュ力は必須ではないということです。

ではどうすれば良い話題を生み出せるのでしょうか?

話題作りの4つのポイント

話題作りには4つのポイントがあります。

①専門性
②人類共通ネタ
③周りと同等かそれ以上の価値観を持つ
④相手が興味のあるテーマ

①専門性

専門性とは、字のごとく専門的で詳しい情報や経験を話せるかどうかということです。

僕の先ほどの事例でいうと、渋谷109系のギャル男ブランドの服に詳しかったので、服が好きな同級生と話しが盛り上がりました。

人は自分の知っていることを聞いても面白いと感じません。なので、相手が知らないような深い部分の話しをする必要があります。

自分の知識を増やす

相手が知らない話しをするには、知識を増やさないといけません。

なので、恋愛や仕事、アニメ、最近話題のことや自分の好きなことなどは、話しのネタにしようと思って、人が知らない詳しいところまで探求するか、多くの人が知らないニッチな部分の情報だけ知っておくなどの対策をしておくのがおすすめです。

②人類共通ネタ

人類共通ネタとは、人が誰でも興味のあるテーマの話題のことです。

人類共通ネタは以下の通りになります。

■仕事
■恋愛
■お金
■健康
■未来
■安全
■美容
■コンプレックス

これらのことは誰でも興味があるので、この分野の話題を人よりも少し詳しくなっておくだけである程度の会話はできるようになります。

この話題をベースに、相手の好きな話題や興味のある話題に繋げていくことで相手と仲良くなるコミュニケーションが取れるようになります。

③周りと同等か、それ以上の価値観を持つ

人は自分と同じか、それ以上の考え方、価値観を持つ相手と話したいと考える傾向があります。

例えば、自分より年下の子供とおままごとをしたりしていても退屈だと感じると思いますが、自分の考え方や価値観が、その年代や周りに比べて子供っぽい場合、話していても相手にされなくなってしまうことがあります。

周りと同じかそれ以上の経験をするように務める

こういったこともあり、自分の成長に合わせて、年相応の考え方を身に付けないと質の高いコミュニケーションを取る事は難しくなってきます。

対策としては、最低限周りと同じか、それ以上の経験をするように意欲的に日々アクションを起こしていく必要があります。

周りに付いていく

例えば、高校生になって周りの同級生が彼氏彼女を作っている人が多いのであれば、自分も作ってみる事で、恋人がいるからこそできる話しに華が咲いたりします。

また、普通の恋人ではなく、容姿端麗の美女やイケメンと付き合えた場合には、周りよりもいい経験をしているわけなので、他の人は興味を持ってあなたの話しを聞きたいと思うはずです。

どうやって美女を落としたの・・・?

あのイケメンとどこで出会ったの・・・?

このような疑問が、会話を盛り上げる起爆剤となります。

森沢の場合

僕の場合、1つの例を挙げるなら、何度も例に登場するイケイケメンバーの人との会話では、服と恋愛が他の人より経験が濃かったので、それが話題になりました。

服は同級生に比べてお金を使っていたので、ブランドやデザインに詳しく、恋愛も告白から別れまで1通り経験していたので恋愛の平均的な経験は持っていたことになります。

美容学校の時でいえば、童貞かそうじゃないかなども話題になりました。

経験を積むのは大変だけど1番大切なこと

経験を積むのは大変です。

例えばですが、恋人を作ったことがない人が恋人を作るとなると、とても大変な事のように感じるはずです。デート、髪型、告白のシチュエーション、ラインのやり方など分からないことだらけだからです。僕も苦労しました。

しかし、こういった経験は会話においては1番大切といっても過言ではありません。

話題と料理の共通点

話題は料理に例えることができて、大間のマグロのように素材が良ければ、そのまま提供しても美味しいです。

コミュニケーションでいう素材は話題です。

良質な話題であれば、話し方が下手であろうと面白いものです。

なので、他の人がしたことのない経験を積むことで人間力と面白い話題を手にすることができます。

経験則ですが、面白い話しをする人は、経験豊かなことが多いです。

④相手が興味のあるテーマ

人は自分が興味のあるテーマの話しに関しては楽しいと感じます。

なので相手と会話する時には、相手が興味のあるテーマで会話するようにすると喜ばれて、仲良くなることができます。

美容室の社長さんの話し

僕が働いていた美容室の社長さんは相手が興味のあるテーマで会話することで、職場の居心地を作りました。

社長さんがアシスタントをしていた若かりし頃、職場に苦手な先輩がいたそうです。

その先輩は車が好きだったみたいで、先輩は興味のない車の雑誌を読んで、車の知識を覚えたらしいです。

それからその先輩とは車の話しかしなかったそうです。

「〇〇お前は車の話しかせんな~」

と言われたそうですが、先輩に大変気に入られ、職場の居心地が良くなったそうです。

これは極端なケースですが、相手の好きなテーマで会話するだけで仲良くなれるいい例ではないでしょうか。

会話に困ったら相手が好きなことを話題に!

以上のことから、会話に困ったらとりあえず相手の好きそうな話題で話しを進めると失敗が少なくなります。

好きな事が分からない場合は、人類共通ネタで会話を広げながら相手の好きなことを探っていきましょう。

<例>
■休日は何してるんですか?
■趣味とかありますか?
■普段ゲームとかってする!?

④共通の話題を作り心を開いてもらう

相手と上手にコミュニケーションを取っていくには、相手に心を開いてもらう必要があります。

心を開いてもらわないと、相手は自分の深い部分まで話してくれず会話が盛り上がらなかったり、こちらから話題を振っても「そうなんだ」で終わるような塩対応をされてしまうことも多くなります。

あなたが仲のいい人に対して、自分のことを話したり、相手の話しに乗ってあげることが多いように、コミュニケーションを取っている相手も、心を開くと自分とそのように接してくれるようになります。

心を開いてもらうために共通の話題を作って仲良くなろう!

人は自分と同じ考えをしていたり、同じ趣味をしている人に対して仲間意識を持ちやすいです。

なので、相手と共通の話題を作ることで仲間意識を持ってもらい、仲良くなることができます。

共通の話題で仲良くなった事例

もう既にお伝えしていますが、僕が高校生の頃にイケイケメンバーの1人と服と恋愛の話しで仲良くなりました。これはお互い興味のある共通の話題で会話が進んだからです。

先ほどお伝えした美容室の社長さんの話しも、社長さんが会社の先輩の好きな話題に詳しくなって、無理やり共通の話題を作って会話したことで仲良くなりました。

共通の話題を作る方法

共通の話題を作る方法は2パターンあります。

①自分の知識量を増やして様々な人との共通点を増やす
②相手の好きな話題をリサーチしてその情報を仕入れる

①自分の知識量を増やして様々な人との共通点を増やす

自分の知っていることが多くなれば相手と共通点ができる確率が上がります。

なので、本、YouTube、ブログ、2chまとめなど、色々な手段で普段から情報を仕入れる癖をつけておくと、会話で役立ちます。

あとは日頃から、色々なことにトライしたり、研究したり考察したりすることで知見が広がります。

人と会う前は会話のネタ集め

僕の場合ですが、人と会う前に会話のネタになる情報を仕入れることがあります。

その人の好きなテーマが決まっていれば、ネットでそのテーマの情報を見てからその人に会います。そうすることで話題が無いという状況を避ける事が出来ますし、相手も会話していて楽しんでくれる事が多いです。

他には、人類共通ネタのお金に関する話しや、恋愛についてなど日頃から研究したり考察したりします。

例えばですが、小銭稼ぎで最近熱いのは遊戯王転売みたいなことだったり、浮気されない方法は〇〇!のようなことです。

こういったことは誰でも興味があり、銭湯やドライブの時に友達とのんびり話しをする時に役立ってくれます。

②相手の好きな話題をリサーチしてその情報を仕入れる

これはもう答えを言ってしまっていますが、人に会う前にその人の好きなテーマの情報を仕入れてから会いましょうということです。美容室の社長さんの話しもいい例だと思います。

もしその人の好きなテーマが分からない場合は、ざっくり話す内容を見積もりましょう。

例えば女性とデートする場合は、「女性」が好きな話題をリサーチします。例えば恋バナやおしゃれなカフェの話などです。

そして少しニッチですが、僕が美容師時代は、「美容室にくるお客さん」が好きそうな話題をリサーチしていたこともあります。最新美容情報や健康セミナーで仕入れた健康情報などです。

このように、ざっくりでもいいので話題をリサーチしておくことで、全く話すことがないという情報を避けることができます。

⑤人の基本心理を理解する

会話をする時には、人の心理について理解しておくと有利に会話を進めることができます。どのように会話すれば相手が喜ぶかが分かるからです。

僕はコミュ障のとき、様々な失敗をしながら人の心理に気付いていきました。そして、心理に気付いていくと会話が上手になっていったのです。

内容はすごく簡単なので、頭の片隅に入れておくのがすごくおすすめです。

簡単に分かる人の基本心理

コミュニケーションで重要な心理は3つあります。

①メリットが好き
②デメリットが嫌い
③プライドがある

①メリットが好き

人は得することが大好きです。それはコミュニケーションでも同じことが言えます。

なので、相手と会話している時は、相手が楽しい、面白いと感じるような会話をすることで相手から好かれるようになります。

会話中は、相手にどうやったらメリットを提供できるかな?と考えながら会話するのがおすすめです。

メリットを提供する方法まとめ

■面白い話しをする
■分かりやすく話す
■相手の話しに共感する
■相手の興味のある話題で会話する
■知りたいことを教えてあげる

②デメリットが嫌い

人は損することが大嫌いです。先ほどの逆ですね。

なのでコミュニケーションを取るときは、相手にデメリットを与えないようにしながら会話することが大切です。

デメリットを与える話し方まとめ

以下の話し方を避けることで、デメリットを回避することができます。

普段の会話で自分がしていないかチェックしてみましょう。

■聞き取りづらい声で話す
■話しが迷子になってしまって何が言いたいか分からない
■自分のことばかり話す
■相手を否定することを言う
■相手と異なるテンポで話す
■話し方が早口すぎたり遅すぎたりする
■自分の利益しかないことを言う
■相手の知らないor興味のない話題を話す
■話している内容が薄っぺらくてつまらない

話しが迷子になる場合と話している内容がつまらないという項目だけ解決策が必要だと思うので追記で解説します。

■話しが迷子になってしまって何が言いたいか分からない

これについては、主張➡根拠➡結論の順番で話すとまとまりのある話しになって分かりやすく伝えることができます。

本をイメージしてもらうと分かりやすいのですが、本の表紙を見たときにどんな本か判断すると思います。会話において「主張」の部分が本の表紙だと思ってください。

会話の始めに、自分が今からどんな話しをするのか、何を伝えたいのか言ってしまいます。

次に表紙が気になったら本の中身を読みますよね。会話においては本の中身が「根拠」です。

自分が最初に伝えた主張を裏付ける、エピソードやデータや情報を伝える事で説得力が増します。

それから本の最後にあとがきが書いてありますが、会話においてはそこが「結論」です。

本の最後のあとがきでは、だから〇〇なんです。みなさんも〇〇してみてはいかがでしょうか?という風に〆てあることが多いです。

それと同じように、会話でも「〇〇してみてください」という風に、話している相手に行動を促しましょう。

会話も本も、相手に情報を伝えるということが目的のものですので、本をイメージしながら会話すると分かりやすく話せるようになると思います。

■話している内容が薄っぺらくてつまらない

これの対策は2つあります。

①話題を変える
②面白い話題を話す

①話題を変える

相手がつまらないなと感じている時は目が笑ってなく、「あぁそうだね」と声のトーンが低く返事が返ってきます。

そういう傾向が見られたら、すぐに相手の興味のある話題に切り替えましょう。

②面白い話題を話す

次は面白い話題を話すということです。

人が面白いと感じる話しには特徴があります。

■未知のこと
■役に立つこと
■専門的なこと

上記の3つを満たすことを話題にしてみるようにしましょう。そうすると相手も面白いと感じてくれるはずです。

僕の場合だと、他の人が知らないレベルまで情報を仕入れたり、実際に自分が体験してみた感想を伝えたりすることが多いです。

そして気を付けているのが、誰でも知っている当たり前のことは話さないようにしている事と、他の人が知らないであろう情報源から情報を仕入れて、未知の情報を日々増やしているということです。

このような意識で日々情報を集めていると、面白がってもらえる話しができるようになります。

③プライドがある

人にはプライドがあります。

なので、相手を否定することや、顔に泥を塗るようなことをすると一気に嫌われてしまいます。

逆に、相手の顔を立てたり、相手を褒めると喜ばれるのでどんどんやるようにしましょう。

シンプルなことですが、意外とこれをやっていない人がいるので、注意が必要です。

⑥やっていいこと悪い事をリスト化する

コミュ力を上げるためには、上手なコミュニケーションを取れるルールを作るのがおすすめです。1度ルールを作ってしまえば、そのルールに気を付けて会話することで失敗が少なくなり、うまくいくことが多くなるからです。

ルールは2パターン作ります。やった方がいいこと、やってはいけないことの2つです。

2つのルールの効果

やった方がいいことをやると、結果がどんどんよくなります。

やってはいけないことをやらないようにすると、失敗が少なくなります。

つまり、この2つのルールを守ることで、プラスが増えてマイナスが減るということです。

コミュニケーションについてのルールを2パターン作り、それを守ることは、コミュ力がどんどん上がっていくいうことに繋がってきます。

コミュ障を治す過程で気付いた法則

コミュ障時代は、とにかくがむしゃらに色々な人と話していました。その過程で会話中の様々なことに気付き、自分流のルールができてきて、それがコミュ障脱却に大きく役立つことになりました。

例えば、先輩と話す時は質問を多めにすると会話がよく続くことや、相手を褒めると気を良くしてくれて自分のことを話してくれやすくなるなど、色々な法則がありました。

僕はそれを1つ1つ体に刻み込んでいきました。そして見つけた法則をしっかり守ることで、段々コミュニケーションがうまくいくようになってきたのです。

もしかしたら、参考になるかもしれないのでいくつか僕のルールをまとめておきます。

やったほうがいいルール

■相手のメリットを考えて話す
■相手の話しに関心を持つ
■楽しそうに話す
■愛想よく話す
■相手と会話のテンポを合わせる
■話す前に会話のイメージをしておく
■相手の名前を呼ぶ
■重要なこと、面白いことから話す

やってはいけないルール

■自分の考え、価値観を押し付ける
■相手の話しを聞かない
■いきなり馴れ馴れしく話す
■人の悪口やネガティブなことを話す
■相手の話しを遮る、腰を折る
■自分の話しばかりする
■言われたくない情報を第3者に話す

ルールの作り方

普段の会話の中で、うまくいったなと思うことや、失敗したなと思うことをメモしておくだけで、簡単にルールは作れます。

あとはルール通りに行動していき、うまくいったことは、引き続き行うようにして、失敗したことは2度としないように意識を向けながら行動するようにすると、作ったルールを最大限有効活用できます。

あなたもぜひ、オリジナルの成功のルールを作ってみてください。

⑦語彙力を伸ばす

コミュ力を上げるために、語彙力を磨くことはとても有効です。

【語彙力】
語彙(言葉や単語)をどれだけ知っているか、そしてどれだけ使えるかという能力のこと。

語彙力とコミュ力の関係性

語彙力があると、色々な表現方法で話すことができます。

そして、言葉に詰まることなくスラスラと話せるので、聞き手のストレスを軽減することにも繋がります。

語彙力があるとユーモアのある会話ができるようになる

僕が高校2年でコミュ障が少しずつ良くなってきた頃の話しですが、オンラインゲームで知り合った人とオフ会をすることになりました。

隣の県の大学生でとても優しく面白い人でした。

その人が、「そういうパターンね」というところを「そういうシリーズね」と言っていて、面白かったのでマネして使うようになりました。

そうすると、使うたびにウケが取れるようになりました。

それ以来、使う言葉を少し変えるだけで、相手の反応って変わるんだなと思いました。

この出来事以降、お笑い芸人さんの言葉や面白い言葉を使う人がいたときは、それをマネして使うようになりました。

僕の母をマネした「今何時?」「アルプスの少女ハイジ!」もよく使いました(笑)

なので、言葉をマネしていくだけで語彙力が増えてコミュ力が上がっていくので、あなたもぜひたくさん人の話しを聞いて、マネしてみることをおすすめしたいです。

あとがき

いかがだったでしょうか?

コミュ障だった僕が、コミュ障を脱却するために行った7つのステップについて解説してみました。

あなたがもしコミュニケーションで悩んでいるのであれば、まずは今回紹介した7ステップを実践してみてください。

見た目を磨く部分以外はお金は使いませんし、簡単にトライできるものばかりです。

もし難しい部分があったり、さらに詳しい情報が知りたい場合は、僕が作った「らくペラ」というコミュ力UP教材があるので、ぜひ使ってみてください。

かなり詳しく解説しているので、おすすめです。

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